ことりっぷフレンドに誘ってもらって
「江之浦測候所」へ。
2年前にオープンした時からずっと行ってみたいと思っていた。
世界的に著名なアーティストの杉本博司氏が自分のコレクションを展示する場所を作ったところだという。
とても景色のいいみかん畑を、古美術商の経験もあり、日本美術に造形が深いという人はどんな場所にするんだろう??
研ぎ澄まされた美意識で作る空間はとても贅沢だった。
入り口には「明月門」とい室町時代の門(建て替え前の根津美術館正門)。
数億年前の化石、古墳時代、飛鳥、天平、白鳳、桃山、鎌倉、江戸、フランス旧家の石の階段、その他もろもろ。
石のオブジェ(石仏や建物に使われた石、道標、など)がいっぱい!
これが個人のコレクション??
スケールの大きさに、とにかくびっくりした。
ここまで徹底して自分の思う空間を作れる人って、なかなかいないだろうなぁ。
のんびりもできるし、ピリッとした気持ちにもなれるし、時間が経つのを忘れられる場所だった。
たんまりここで午前中を堪能して、ランチはお隣の駅の早川の駅前にある
「ながや」さんでランチコース。
10席くらいしかない小さいお店。
柿のナマス、戻りガツオのお造り、ハナダイのお椀、太刀魚とマコモダケの天ぷら、新そばに小田原城モナカ。
ニコニコお話をしながら、こだわりを説明してくれる若い店主さんがとても感じが良くて、また来たいと思えるお店だった。
お腹いっぱいのあとは漁港を散策。
とても充実のことりっぷでした。
ありがとう〜!